~ 売却の方法と費用について ~

icon不動産売却における当社の強み

当社は、地域のみなさまとの信頼関係を築き上げながら、八戸市に根付くこと30数年。土地の相場や価格の変動など、築き上げてきた知識と経験が重要な要素となる不動産売却においては、競合や大手企業には無い強みであると自負しております。また、不動産売却は非常に難しく面倒な手続きが多く存在します。そんな中でも、お客様が安心してわかりやすく手続きを進めていけるアドバイザーであり仲介者となるべく、気持ちの良い対応を心がけております。

仲介と買い取りの違いDIFFERENCE

icon「仲介」と「買取」について

「仲介」とは?

不動産を売却する際に、不動産会社に間に入ってもらい、面倒な手続きや契約を一緒に進めてもらうことを「仲介」といいます。素人の人たちが、自分で買い取ってくれるお客さんを探して、さまざまな手続きを進めて…とスムーズに進めることは困難です。売却だけでなく、購入の際も間に不動産会社が入ることを総じて仲介と呼びます。他にも、不動産会社の仲介によって売却を進める際に結ぶ契約のことを、「媒介契約」といいますので、理解しておきましょう。

■ 専任媒介契約
媒介契約を結ぶ際に、1つの不動産会社のみと契約を結ぶことを「専任媒介契約」といいます。1社に任せて活動を進めていくので、状況が把握しやすい点や、レインズ(不動産流通標準情報システム)への物件登録義務があるので、全国に情報が発信され買主が早く見つかるなどのメリットがあります。
ただし、販売活動を1社に任せるため良くも悪くも、不動産会社の営業担当者次第になります。担当者の腕によって大きく左右されてしまうので、場合によっては希望通りに行かないなどの恐れもあります。
ちなみに、専任媒介契約の場合、自分で買主を見つけることも認められています。その際、仲介手数料の支払いは不要になります
■ 一般媒介契約
媒介契約を結ぶ際に、複数の不動産会社と契約を結ぶことを「一般媒介契約」といいます。契約を結んでいる会社同士で競争原理が働くことが期待できるために、売却が好条件で販売活動が進む可能性があります。
特に、築年数が浅い物件や駅から近い物件など、条件が良い物件はすぐに売れてしまう傾向があるために、より好条件で売却できる期待もできます。
ただし、売却する物件の条件が悪い場合、競合に負けた会社は宣伝費や広告費が水の泡になってしまうリスクがあるために、販売活動が思うように進まない恐れもあります。
■ 専属専任媒介契約
専任媒介契約と同様に、1つの不動産会社のみと媒介契約を結ぶことを「専属専任媒介契約」といいます。ただし、自分で買主を見つけることが禁止されている点が、専任媒介契約と大きく異なります。
また、売主側の制約が多い分、1週間に1度は売主への業務報告義務が生じるため、積極的な販売活動が期待できます。
あまり条件がよく無い物件である場合や、とにかくスムーズに売却を進めたい方などにはおすすめの媒介契約となっています。

「買取」とは?

不動産会社に対して、売りたい物件を直接買い取ってもらうことを「買取」といいます。即時買取と買取保証の方法があり、どちらも仲介による販売活動よりもスムーズに行われるのが特徴です。仲介手数料が必要ない点や、現金化までが非常にスムーズなことがメリットとして挙げられます。一方で、条件が多少不利になったり、市場価格よりも少し安い価格で取引されてしまうなどのデメリットもありますので理解しておきましょう。

icon仲介での売却のメリットと向いている方

不動産の相場や適切な価格を理解できる

土地価格や相場を熟知した不動産会社が間に入ってくれることで、売却を考えている不動産の適切な価格や相場を知ることができます。個人の浅い情報や土地相場を理解していない状態で交渉をすすめてしまうと、一般的な相場よりもはるかに安く買い叩かれてしまうリスクがあります。

面倒な手続きやトラブルの防止につながる

仲介を挟むことで、難しく面倒な書類の手続きや些細なトラブルなど、さまざまな面で不動産会社がサポート・対応してくれます。慣れていない書類の書き方や思わぬトラブルが発生した際など、個人で対応できることには限度があります。少しでもわからないことや不安なことがある場合は、専門家である不動産会社にサポートしてもらいましょう。

宣伝や適切なアドバイスを仰ぐことができる

不動産会社に仲介してもらうことで、適切な売却活動を行ってもらうことができます。WebサイトやSNSなどを通じて、個人規模では行うことのできない宣伝を行うことが可能です。また、売却活動が思うように進まない場合は価格の見直しの提案やリフォームの提案など、プロの目線でアドバイスを仰ぐことができます。

「仲介」での売却に向いている方

物件の売却に際して時間がかかったとしても高い価格で売りたい方や、効率よく条件にフィットした購入希望者を探したい方には、仲介を通じた物件の売却が向いているといえるでしょう。また、面倒な書類や手続きなど、自分で多くのやりとりに対応できる自信がない方は仲介を活用して、納得のいく売却を進めましょう。

icon「買取」での売却のメリットと向いている方

現金化までが非常にスムーズ

買取の場合、不動産会社が買い手となり物件を買い取ってくれるため、現金化までのフローが非常にスムーズです。また、買い手が着くまでの時間だけでなく、複雑な手続きなども全て不動産会社に一任することができるため、不便な手続きが不要になる点もスムーズに進む要因になります。

仲介手数料が必要ない

不動産会社に仲介を依頼して売却を行うと、物件価格が400万円超の場合、「(売買価格 × 3% + 6万円) + 消費税」の仲介手数料が発生します。買取の場合は、この仲介手数料が発生しないのが特徴です。結果として売却価格が相場よりも安くなってしまった場合でも、コストの削減につながります。

内覧対応の必要がない

一般的には賃貸物件を契約する前に、検討している物件を一度内覧します。仲介の場合も同様に、購入を検討している人たちが内覧をしに来ます。仲介の場合は売却が決まるまで、数ヶ月から長ければ半年以上、さまざまな方が内覧に来ます。不動産に買取を依頼する場合はこの内覧が1度で済むため、必要以上のストレスや手間を減らすことができます。

「買取」での売却に向いている方

現金が必要であったり早めに取引を進めたい方や、周りに知られることなく物件を手放したい方は買取を活用した売却が向いているといえます。また仲介なども含めて、物件の条件があまり良くなく、売却が進まない方も一度買取を検討してみるのも良いでしょう。

売却までの流れFLOW

icon「仲介」の売却完了までの流れ

Step1

仲介を依頼する不動産会社を探し、媒介契約を結ぶ

不動産の売却を決めたら、はじめに仲介を依頼する不動産会社を探しましょう。いきなり1社だけに絞ってしまうと、査定額の相場を確かめることが難しいため思わぬ損をしてしまうリスクがあります。過去のデータと立地や間取りなどの情報から簡易的に査定を行う机上査定を数社に申し込んだ上で、売却する物件と照らし合わせた媒介契約を結びましょう。

Step2

依頼した不動産会社による売却活動

媒介契約を結んだ後は、不動産会社が買主を探す売却活動を進めていきます。活動内容として、売却する物件の情報をウェブサイトに掲載したり、チラシを作成して近隣のエリアにポスティングするなどが挙げられます。実際にどのような売却活動が行われているのか、売主側も確認をしておくと良いでしょう

Step3

条件交渉

物件の購入希望者が現れたら、契約に向けて引越し時期や購入価格など、購入希望者が提示する条件に対して交渉を行います。不動産会社が間に入り、お互いの条件を調整しつつ、どこまで譲歩するかなどの判断をしましょう。不動産会社から、相場や市場の動向などを踏まえたアドバイスをもらい、トラブルが無いように交渉を進めることが大切です。

Step4

買主と売買契約を結ぶ

購入希望者と売主側で条件の合意が取れたら、売買契約の締結に進みます。不動産会社が仲介に入るものの、一度締結してしまうと簡単には解除できないため、契約内容はしっかり確認しておきましょう。契約書や書類への署名、買主からの手付金の授受を同時に行います。契約が終わったら、売主側と買主側で契約書を持ち帰って終了です。

Step5

物件の引き渡し

売買契約が終わったら、物件を引き渡す準備が必要になります。土地などの実測売買のケースでは測量の手続きが必要であったり、住宅ローンが残っている場合は抵当権の抹消手続きが必要になったりと、売主の状況に応じて確認すべきことがたくさんあります。また、引き渡しは物件の所有権が売主から買主へ移る日に行われるのが一般的です。引き渡しが行われる前に、代金の決済や登記の変更を司法書士などの専門家に依頼します。

icon「買取」の売却完了までの流れ

Step1

買取を依頼する不動産会社を探す

物件の売却を決めたら、買取を依頼する不動産会社を探しましょう。不動産会社を選ぶ際に、まずは自身で物件の相場価格を調べておくことが大切です。仲介などに比べて相場価格よりは安くなりやすい買取ですが、あまりに提示された金額が安かったり必要以上に損をしないためにも大切なことです。また、複数の不動産会社に査定を依頼するのも良いでしょう。

Step2

依頼した会社による不動産の査定

依頼をする不動産会社が決まれば、査定をお願いしましょう。決められた項目を入力して、過去の取引データや相場に応じて情報だけで査定をする「机上査定」と、実際に物件を内覧して細かく状態を見た上で査定をする「訪問査定」があります。複数の不動産会社に査定を依頼する場合は机上査定でも問題ありませんが、見込みの高い不動産会社に対しては、訪問査定を通じてしっかりと物件を見てもらう方が良いでしょう。

Step3

買取金額の提示

査定が終わったら、不動産会社より買取金額の提示がされます。この際に大切なのは査定額だけではなく、担当者の人柄や不動産会社の実績も含まれます。話し合い次第では査定額の交渉ができるケースもあるため、不動産会社側の柔軟性や信頼できるかという部分にも注目しておきましょう。現代ではWEB上での口コミなども良い判断材料になります。

Step4

諸条件も確認し不動産会社と売買契約を結ぶ

査定額の比較や、やりとりを通じて買取を依頼する不動産会社が決まったら、いよいよ売買契約を結びます。引き渡しを含めたスケジュールや書類の確認、入金日についてもしっかりと確認しておきましょう。一度契約を結んでしまうと簡単に解除することができないので、しっかりと内容の確認をした上で契約を結んでください。また、手付金はこのタイミングで支払われます。

Step5

物件の引き渡し

売買契約を締結した後は、不動産会社が残金の決済などを行い、物件の引き渡しを行ってから手続きの完了となります。引き渡しの際は司法書士が立ち会い、書類の取引や鍵の受け渡しなどを行います。ただし、準備や書類の取得が多いので、その際に手間取ってしまうと時間が大幅にかかってしまいます。余裕を持って事前の準備を済ませておきましょう。

売却にかかる費用COST

icon仲介手数料(仲介の場合のみ)

仲介手数料(仲介の場合のみ)

不動産売却時の仲介手数料とは、不動産会社に売却の仲介を依頼した後、売買契約が成立した際に支払う費用です。
買主との売買契約まで達しなかった場合は、仲介手数料は発生しません。

仲介手数料は、成約金額によって変動し、宅建業法で上限が定められています。
不動産会社は、その上限を超えて仲介手数料を受けとると法令違反となります。

仲介手数料(上限額)の計算方法

仲介手数料の上限額は売却金額に一定の割合をかけて求めます。

「売却金額が200万円以下の部分」→ 売却価格×5%(+消費税)
「売却金額が200万円を超え400万円以下の部分」→ 売却価格×4%(+消費税)
「売却金額が400万円を超える部分」→ 売却価格×3%(+消費税)
※売却金額は税別の価格で計算

icon不動産売買契約書の印紙代(仲介・買取ともに)

印紙税法で定められた課税文書に対してかかる税金

不動産を購入したことがあるなら、一度は払っている印紙税。不動産に限らず、ほとんどの人がどこかで印紙税を目にしたことがあるのではないでしょうか。不動産を売却するときにかかる印紙税は不動産の売買契約書に貼るために必要です。印紙税率は契約金額によって変わり、金額が大きくなると印紙税率は高くなる仕組みになっています。

  • 50万円を超え100万円以下のもの500円
  • 100万円を超え500万円以下のもの1,000円
  • 500万円を超え1,000万円以下のもの5,000円
  • 1,000万円を超え5,000万円以下のもの10,000円
  • 5,000万円を超え1億円以下のもの30,000円
  • 1億円を超え5億円以下のもの60,000円

icon売渡費用

売渡費用について

司法書士に支払う費用のことを売渡費用といいます。主に、抵当権抹消費用や売渡証書の作成費用が含まれております。不動産を売り渡すためには売渡証書をする必要があり、これは買主への登記移転にも必要で法務局へ売主として申請する書類です。売主本人で提出することも可能ですが、基本的には司法書士に依頼することがほとんどでしょう。

icon譲渡所得税

譲渡所得税について

不動産の譲渡にかかる税金を総称して譲渡所得税といいます。マンションをはじめとして、戸建や土地などの不動産を売却すると、その利益に応じて所得税や住民税が課せられます。
譲渡所得とは売れた価格そのものではなく、その不動産を買ったときの価格や費用・売るときにかかっている費用などを売却した価格から差し引いたものです。

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